コンクリート駐車場の塗装DIYは、塗料が車の出入りに対応するか、下地が塗れる状態か、車を戻せるまで養生できるかを確認してから進めます。「コンクリート用」「防水」と書かれているだけでは、車両が通る場所に適合するとは限りません。
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床用塗料でも、駐車場に使えるかは製品ごとに確認
アサヒペンの用途別製品案内には、コンクリート床、駐車場、防水面等の用途と適用できない下地が示されています。同じメーカーの製品でも用途や専用シーラーが異なるため、商品名とラベル・説明書を照合します。
| 確認項目 | 駐車場で確かめる内容 |
|---|---|
| 使用場所 | 屋内・屋外、雨、車両の出入りに対応するか |
| 下地 | コンクリート、モルタル、旧塗膜等への適合 |
| 水と油 | 湿った状態、油染み、排水不良への対応 |
| 仕上げ | 濡れたときの滑り、必要な専用すべり止め材 |
| 養生 | 塗り重ねと、歩行・車両再使用の条件 |
駐車場が用途欄にある場合も、車両の条件や使用再開時期が分からなければメーカーに確認してください。屋根・壁用の防水塗料を、車のタイヤが通る床へ転用する判断は避けます。
下地の状態を調べ、塗装で直せる問題を分ける
ひび割れ、表面の粉化、浮き、古い塗膜の剥がれ、油、常に湿る箇所を調べます。塗装は表面の仕上げであり、沈下、構造的なひび割れ、排水勾配等を直す工事とは役割が異なります。原因が分からない傷みは業者へ相談しましょう。
アサヒペンのコンクリート床塗装手順では、剥がれかかった旧塗膜を除去し、汚れ等を落として洗浄・乾燥、適切な補修、シーラーを行う流れを示しています。具体的な方法と材料は、選んだ製品の説明に合わせます。
- 旧塗膜の種類と付着状態を確認する。
- 洗浄後、表面が乾いて見えるだけで判断せず製品の下地水分条件を確認する。
- 油汚れは塗り隠さず、指定された方法で除去する。
- 補修材と下塗り・上塗りの適合、補修後の養生を確認する。
下地を削る作業や強い洗浄が必要な場合は、工具、粉じん、周囲への飛散も含めて作業できるか検討します。下地準備の詳しい考え方は、コンクリート床の下地処理を参照してください。
塗装の順序と、必要量を決める
- 面積を測り、車を移す期間と天候を確保する。
- 清掃・旧塗膜除去・補修を行い、下地の条件を確認する。
- 周囲を養生し、指定のシーラー等を施工する。
- 製品の撹拌・希釈・塗布量・塗り重ね条件を守って塗る。
- 使用再開条件まで車や人を入れず、仕上がりを確認する。
必要量は「施工面積÷製品が示す塗装可能面積」を基に、必要な塗り回数、下地の吸込み等の条件を確認します。缶の表記が1回塗りか、指定回数を含む面積かを読まずに計算しないでください。
乾燥・塗り重ね・車を戻す時期は別の条件
| 説明書の表記 | 意味を確かめること |
|---|---|
| 乾燥時間 | どの状態まで乾く時間か、気温・湿度の条件 |
| 塗り重ね時間 | 次の塗装が可能になるまでの時間と上限 |
| 歩行可能 | 人が歩ける条件。車両対応と同じではない |
| 車両使用再開 | 駐車や走行を再開できる養生期間と条件 |
手で触って付かないことだけで車を戻さないでください。雨、低温、湿度、塗膜の厚さなどにより条件が変わります。本記事では、すべての塗料に共通する再駐車までの日数や耐用年数を示しません。
DIY費用は道具・養生・車の移動まで含める
塗料とシーラー以外に、補修材、洗浄、研磨用品、ハケ・ローラー、養生材、保護具、残材処分等を見積もります。色と仕上げの選び方は、コンクリート床の塗装と見た目の確認も参考にしてください。
傷みが広い、旧塗膜が不明、排水や水分の問題がある、長い養生期間を確保できない場合は、DIYを進める前に見積もりを取る方法があります。駐車場の上塗り工法と見積もりの比較では、塗装と下地・構造を扱う工事の違いを整理しています。
購入・準備の参考情報
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