コンクリートのでこぼこ・凹みをDIY補修する方法|材料と施工条件

コンクリート床のくぼみを補修するときは、表面の欠損か、床そのものの沈下かを先に確認してください。同じ低い場所でも、材料を詰めて直せる損傷と、原因の調査が必要な損傷があります。補修材は施工できる厚さ・下地・水分状態・車を載せられる時期が合うものを選びます。

こんにちは。床ケア運営者のHです。

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目次

くぼみ・ひび割れ・段差は分けて調べる

見える状態 先に確認すること
表面の一部が欠けている 浮いた部分を除いた範囲と深さ、下地の強さ
細いひび割れが続いている 幅、深さ、変化、水の浸入、段差の有無
広い範囲が低くなっている 沈下や排水勾配の問題がないか
縁が持ち上がる、床が動く 表面補修だけで対応してよい状態か

幅だけでDIYの可否を決めないことが大切です。段差が進む、広い範囲が沈む、補修した場所が繰り返し壊れる場合は、専門業者に原因を確認してもらいます。仕上がりを平らにするために、水を逃がす勾配まで埋めてしまうことも避けてください。

コンクリートの表面補修を説明するイメージ 1
説明用のイメージです。対象製品の実物や、実際の使用・施工・試合の記録を示す画像ではありません。

補修材は下地と使用条件を合わせて選ぶ

例えばアサヒペン「流し込みセメント」は、コンクリート・モルタル・レンガなどの床面のくぼみや穴を用途として掲載しています。商品ページの「10mm厚で3kgあたり約0.17m²」は使用量の目安で、すべての場所に10mmで施工すればよいという意味ではありません。

一方、同社のひび割れ用の樹脂モルタル製品には、水平床面、ひび幅5mm以下、充填深さ6mm以下などの条件があります。この幅はその商品の適用条件であり、構造上の安全を判定する共通基準ではありません。

濡らす材料と、乾燥下地を求める材料を混同しない

セメント系には施工前に下地を湿らせる手順がある製品があり、樹脂系には乾いた下地を必要とする製品があります。「補修前は必ず乾かす」「どの材料でも水をまく」と一律に考えず、購入した製品の施工要領を読みます。

コンクリートの表面補修を説明するイメージ 2
説明用のイメージです。対象製品の実物や、実際の使用・施工・試合の記録を示す画像ではありません。

流し込みセメントの例で施工の流れを確認

次は前述の商品を使う場合の確認手順です。他製品へ配合や待ち時間を流用しないでください。

  1. 施工範囲の浮き、汚れ、油、弱い部分を確認して処理する。
  2. 排水勾配と、製品に合う下地・施工条件を確認する。
  3. 製品の指示に従って下地を準備する。
  4. 指定量の水で練り、使用できる時間内に充填する。
  5. 必要な養生を行い、用途ごとの再使用条件まで待つ。

同商品の配合は粉体と水を重量比1:0.23〜0.24、粉体1kgに水約230〜240mLとしています。水を多くすれば作業しやすくなると考えて増やさないでください。硬化が始まった材料に水を足して再利用することも避けます。

硬化時間と、車を載せる時期は違う

同商品の案内では、歩行は約12時間後、車両の通行は24時間以上経過後、塗装は1か月以上経過後とされています。施工時の環境や商品表示を確認し、表面が硬く見えただけで車を戻したり塗装したりしないでください。

確認する時間 意味
練った後に使える時間 材料を施工できる作業時間
硬化・乾燥の時間 材料が固まる工程の目安
歩行・車両の再使用 想定する荷重をかけられる時期
塗装できる時期 上塗りに必要な下地条件が整う時期

補修箇所を記録し、再使用後に割れや沈下が出ないかを確認します。広い面の平滑化、排水の変更、構造的な動きが疑われる箇所は、小さな表面補修の手順で済ませず、現地調査と見積もりを依頼しましょう。

購入前の参考情報

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