ガレージ床の塗装費用は、面積だけでなく、下地処理・補修・塗料の適合・車を戻すまでの養生で変わります。DIYの塗料代と、業者の下地処理を含む工事費を同じ条件で比べることはできません。まず床の状態を確認し、材料量と施工範囲をそろえて見積もりましょう。
こんにちは。床ケア運営者のHです。
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費用を決めるのは面積と下地の状態
| 費用項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 清掃・下地処理 | 油、汚れ、粉、古い塗膜、弱い部分の処理 |
| 補修 | 欠け、ひび割れ、浮きと原因の確認 |
| 下塗り・上塗り | 塗料の適合、必要量、塗り回数 |
| 施工道具と養生 | ローラー、容器、保護、作業中の駐車場所 |
| 施工後の再使用 | 乾燥・硬化、車両利用までの条件 |
汚れの少ない未塗装床と、油が染みた床、既存塗膜が剥がれている床では、必要な作業が異なります。塗料を多く塗れば下地の問題まで直る、と考えないでください。

塗料の使用量は「2回塗り込み」かを確認する
例えばアトムハウスペイント「水性コンクリート床用フロアトップ」は、2回塗りで7Lあたり20〜30m²の目安を掲載しています。20m²の床を検討するとき、2回塗りの表示なのに材料量をさらに2倍に計算する必要はありません。ただし下地の吸い込みや凹凸、施工ロスを含め、実際の必要量を確認します。
未塗装のコンクリートなどでは、製品が指定する下塗りも見込みます。油分、湿った下地、弱いコンクリートや、既存塗膜の種類によっては適用できない条件があります。とくに既存のエポキシ・ウレタン塗膜へ使えると決めつけず、製品の適用範囲を読んでください。

DIYの予算は項目別に計算する
次は20m²を想定した架空の予算例です。商品の実売価格や工事相場ではありません。必要量と適合を確認したうえで、購入時点の税込価格に置き換えてください。
| 仮の費用項目 | 計算用の仮定額 |
|---|---|
| 上塗り塗料 | 8,000円 |
| 指定の下塗り | 4,000円 |
| 道具・養生 | 3,000円 |
| 小規模な補修材料 | 2,000円 |
| 仮定した材料等の合計 | 17,000円 |
古い塗膜の除去、油の処理、追加の補修、道具のレンタル、処分や送料は、この例に含めていません。DIYでは作業時間と、失敗した場合の再施工も考えます。材料費だけを業者の見積額と比較しないことが大切です。
表面乾燥と車両を戻せる時期は別
塗料の表面が触れる状態になっても、車の荷重やタイヤとの接触に対応できるまで硬化したとは限りません。製品の施工要領と気温・湿度を確認し、車両利用まで必要な時間を確保してください。
メーカーのコンクリート床の塗装手順を読み、清掃、補修、乾燥、下塗り、上塗りの間隔を確認します。先にセメント補修した場所は、補修材側の塗装可能時期も満たす必要があります。補修した翌日に必ず塗れる、という段取りにしないでください。
業者へ依頼するときは範囲をそろえる
見積もりには、床面積、現状写真、既存塗膜、油や水の状態、車両利用、希望する再開日を伝えます。下地処理、補修、塗料の種類、塗り回数、保証や施工後の説明が含まれるかを確認しましょう。
- 古い塗膜や弱い部分の処理はどこまで含むか
- ひび割れや沈下は別途調査が必要か
- 車両利用に適した塗料か、下地と適合するか
- 養生と利用再開の目安は何を条件にするか
- 追加費用が発生する場合の条件は明確か
小さな未塗装面で製品条件を満たせるならDIYも候補です。広範囲の劣化、原因不明の剥離、沈下や排水の問題があるなら、現地調査を依頼してください。総額と施工内容をセットで比べることで、安さだけでは見えない違いを確認できます。
