床の塗装が剥がれる原因は?旧塗膜・水分・下地と補修前の確認

灰色のコンクリート床の青灰色塗膜が一部剥がれた説明用AI画像

AIによる説明用イメージです。実際の床・施工実績を撮影した写真ではありません。剥がれの原因を画像だけで判断しないでください。

床の塗装が剥がれたら、上から塗料を塗る前に、旧塗膜・水分・油汚れ・下地の状態を確認します。浮いた塗膜や原因を残したままでは、補修した部分も付着しにくくなります。本稿はコンクリートなどの床塗膜を対象とし、車のボディや外壁の塗装補修は扱いません。

こんにちは。yuka-care.com 編集部のHです。

目次

剥がれ方と、素地の傷みを分けて観察する

塗膜がめくれているのか、表面が粉っぽいのか、コンクリート自体が欠けているのかで、必要な確認が違います。床を乾かしたときだけよく見える部分、水がたまりやすい部分、車両や台車が通る部分も記録します。見た目だけで原因を一つに決めません。

見える状態 確認する項目
塗膜が浮く・めくれる 旧塗膜の付着、水分、下地処理、上塗りの適合
表面が粉っぽい 塗膜か素地か。脆い部分が残っていないか
油の跡がある 汚れの範囲、内部への染み込み、使用する洗浄方法
コンクリートが欠ける 欠損の深さ、動き、塗装とは別の補修が必要か
濡れ・白い跡が続く 排水や水の侵入など。塗装前に原因を相談する

段差、進行するひび、漏水、鉄筋に関わる傷みなどは、塗装の表面補修で解決したと扱わないでください。床の状態を確認できない、除去範囲が大きい場合は、施工業者や材料メーカーへ相談します。

100均用品や万能スプレーで材料を決めない

安価かどうかだけでは、床の材質、旧塗膜、屋内外、歩行・車両への適合を判断できません。「塗装用」と書かれたスプレーでも、床や上から塗る塗料に使えるとは限りません。製品名・型番を特定して、用途と使用できない下地を確認します。

アサヒペンの床用製品案内でも、材料ごとに用途や条件を確認する必要があります。車庫、ベランダ、室内の床を樹脂名だけで一括りにせず、下塗り・上塗り・補修材の組合せを製品の指示に合わせます。

補修前に確認する手順

  1. 床の材質、屋内外、歩行・車両などの用途を記録する。
  2. 旧塗膜の種類と状態を調べる。分からなければメーカーへ写真や情報を伝える。
  3. 水・油・汚れの原因と、除去や乾燥ができる条件を確認する。
  4. 使う補修材、シーラー、上塗りの適合と、必要な処理を確認する。
  5. 試し塗りの指定、施工条件、乾燥・使用再開までの期間を確認する。

アサヒペンのコンクリート床塗装の手順を参考にする場合も、案内が対象とする材料と床の条件を確認します。浮いた塗膜の処理、清掃、乾燥、下地補修、下塗りの工程を、別の製品へ無条件に流用しないでください。

除去や洗浄の前に周囲と作業条件を確認する

塗膜除去では粉じんや破片、洗浄では排水、塗装では換気や火気への配慮が必要です。保護具、養生、使用できる洗浄剤や工具は、材料・工具の説明書で確認します。屋内で使う製品を、屋外の施工例だけから決めないでください。

乾燥と使用再開を同じ時間にしない

指で触れてべたつかないことと、歩ける・車を置けることは別です。温度、湿度、塗布量、塗り重ね、下地や換気で条件が変わります。製品の乾燥時間、重ね塗りの間隔、歩行・車両の使用再開を確認し、その間に通らずに済む段取りを作ります。

共通する工程はコンクリート床の下地処理へ、剥がれ以外の滑りや施工後の問題は床塗装のリスクと確認点へ分けています。原因と材料が確認できた範囲でDIYを進め、分からない部分を塗料の厚塗りで覆って終えないことが大切です。

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